講座の内容・ねらい

ゲシュタルトセラピーは進化しています。現在、世界的にはゲシュタルトセラピーといえば「関係対話アプローチ」を指すのが当たり前になっていますが、日本ではまだ実践されていません。あらゆるカウンセリング手法の基礎に取り入れられている「今・ここ」での「気づき」に焦点を当てるゲシュタルトの基本はそのままで、純粋な人と人との関係における真の対話を追及して進化したこのアプローチは、結果としてロジャーズ的傾聴との共通点がとても濃くなりました。傾聴を学んできた人々にとって、クライエントの心をより深く理解するこのアプローチを学ぶことが、上質なリスキングにつながるでしょう。

【略歴】
・1986年にゲシュタルトセラピーと出会う。現在、自社でセラピスト養成やオンライン個人カウンセリングを実施
・元・日本ゲシュタルト療法学会副理事長（学会は退会）

【著書】
「実践〝受容的な〟ゲシュタルトセラピー」（2004、ナカニシヤ出版）
「キレたくないのにキレてしまうあなたへ」（2021、朝日新聞出版）

【DVD】
「ゲシュタルト療法の理論と夢のワーク」（2011、チーム医療）など多数

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