講座の内容・ねらい

マインドフルネスは、仏教瞑想をルーツに発展し、1980年前後から認知療法や行動療法との融合が起こりました。今では第三世代の認知行動療法の中核として注目されています。うつ病や不安障害等をはじめ、各種精神疾患への効果が検証されているだけではなく、ストレスの多いビジネスリーダー層への導入も着目されています。2013年には日本マインドフルネス学会も設立され、心理療法の大きなトレンドになっています。
本講座では、マインドフルネスの考え方についての講義と瞑想実習を行います。理論と瞑想体験から概要を知っていただくための入門コースです。マインドフルネスを学び始めたい方、解説書を読むだけではピンと来ないという方、これからマインドフルネスをカウンセリングに活かした方を対象にしています。
マインドフルネスは心と身体の関係をより深く知り、ストレス対処を実践していくためのスキルでもあります。より深いカウンセリングを目指す方にとって参考になることも多いでしょう。