講座の内容・ねらい

現在、職場のセクハラ・パワハラ防止を推進するため、アンケート実施、教育研修の開催、相談窓口の設置等の取組みが各社にて行われていますが、人事部門からは、「ハラスメントの判断基準が難しい」「申し立てがあったときの対応方法がわからない」「行為者、被害者面談のヒアリング方法がわからない」といった声が多く、対応に自信が持てない様子が伺えます。
こうした状況を改善していくためには、知識や理論だけでなく、実践力の高い専門家の力が必要となります。産業カウンセラーやカウンセラーマインドのある学習者には、傾聴スキルがあり、中立性と問題解決者という調整者の立場が求められることから、ハラスメント支援に必要なベーシックな能力を有しており、ハラスメント教育や相談、社内のハラスメント担当者への傾聴指導等、ハラスメントのない職場づくりに様々な角度から貢献することができます。

本講座では、実践経験豊富な講師から、ハラスメント対応の原則を学び、ロールプレイ等の演習を通して、実践力のアップを図ることを目的とします。