講座の内容・ねらい

【概要】
厚生労働省の「令和４年度健康実態調査結果の報告」によると、日常生活の悩みやストレスの原因として、「家族の健康状態、病気や介護」（41.0%）、「家族の人間関係」（18.3%）と家族に関する悩みは上位にあがります。
このように、カウンセラーの皆さんも家族に関する悩みを聴く機会も多く、その中には法律問題も潜んでいることがあるでしょう。たとえば・・・
「配偶者から長年モラハラを受け続けていて、もう耐えられません・・・」
「親の遺産争いをきっかけに、仲が良かった兄弟と険悪になってしまって辛いです・・・」
「高齢の両親の世話をしなければなりませんが、同居は避けたいので、何か良い方法はありますか？」
このようなとき、家族に関する法律知識を持っていれば、クライアントへより深く共感したり、適切にリファーしたりすることも期待できます。
そこでこの講座では、様々な事例を設定して、家族に関する法律問題をなるべく分かりやすく解説します。
また、昨今話題の「共同親権」について、法改正の動きや懸念点など詳しく解説します。

【キーワード】
離婚、親権、養育費、慰謝料、児童虐待、遺産相続、成年後見

【参考図書】
裁判事例で学ぶ対人援助職が知っておきたい法律、誠信書房（２０２２年）

【参考図書】
Q＆Aで学ぶカウンセラー・研修講師のための法律、誠信書房（２０２１年）
対話で学ぶ対人援助職のための個人情報保護法、誠信書房（２０２３年）

＊学びを継続いただけるよう2講座をセットにいたしました。講座料金が1割引きになっていますので、ご活用ください。
👉A-204　【2講座セット割引】※10・11月※鳥飼講師によるカウンセラーが知っておきたい法律問題
https://www.counselor-tokyo.jp/course/20241011a-204-2　

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【略歴】
京都大学大学院農学研究科修了、日本たばこ産業中央研究所勤務を経て、一橋大学法科大学院修了、2011年から弁護士登録。現在、家事事件、労働事件、医療事件などを中心に活動中（中野すずらん法律事務所）。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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