講座の内容・ねらい

聴覚情報をもとにCLの心理的支援を行う電話相談では、見立ての力と相談テーマに応じた適切な知識が欠かせません。
本研修は各回テーマを設定し、事例検討を交えた理論とロールプレイ実習をセットにして、実践力を身につけていきます。
また、声を媒体とする相談支援を意識し、録音を用いた声の表現力のトレーニングも行い、電話相談員としてのスキルをより高めます。

▶理論・実習講師は、現在、相談現場の最前線で活動する経験豊かなカウンセラーが指導を行います。
▶本研修は電話相談研修「入門編」→「実践編」の順番の受講となります（実践編のみの受講は不可となります）
▶「電話相談研修　実践編」を修了すると、東京支部会員の方は東京支部電話相談員インターン登用審査の申込み資格が得られます。
【修了について】
42時間のうち8割(34時間)以上の出席およびホームワークの提出で受講証明書を発行いたします。
　
【講座の詳細】
●全42時間（ロールプレイ実習28時間・理論講座及びオリエンテーション14時間）
●午前（2時間）：理論講座を行います。
＜テーマ＞（プログラムの順番は変更となる場合がございます）
・電話相談の実際「見立てとプロセス」①
・電話相談の実際「見立てとプロセス」②
・電話相談における発達障害の支援
・電話相談における声音・トーンのミニレクチャー
・＜女性、子ども＞見立て・連携・リファー①
・＜事例：就労＞見立て・連携・リファー②
・＜事例：危機介入＞見立て・連携・リファー③

●午後（4時間）：6人程度の小グループでロールプレイによる実習を行います。昨今多く相談が寄せられる事例も取り上げます。
【JAICO認定電話相談員審査について】
JAICO認定は、協会が求める能力要件を満たした評価要領による、産業カウンセラー協会の専門性認定制度です。
東京支部以外の方もこの認定審査を受けることができます。
本研修は、電話相談研修《実践編》と共に協会の専門性認定制度（JAICO認定）のカリキュラムに基づいて構成されています。
・認定審査を希望される方は、別日で「JAICO認定電話相談員の認定審査」（有料）を受審いただきます。
・東京支部電話相談員インターン登用審査は東京支部会員対象審査となり、JAICO認定審査とは別日の審査となります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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