講座の内容・ねらい

アメリカの精神科医ロバート・バトラーによって創始された回想法は、高齢者の介護に携わっているご家族や介護職の方、傾聴ボランティアをされる方が習得されると高齢者とのコミュニケーションに大変役立つ技法です。

回想法は元気な高齢者はもちろん、認知症の高齢者の徘徊など問題行動の軽減、表情が豊かにになり笑顔が増す、発語が増えるなど嬉しい効果が報告されています。
実際に道具を見たり、触ったりすると認知症の方でもお手玉遊びやコマ回しの遊び方を手が覚えている事があります。一緒にその頃の記憶が蘇ってくる事もあります。

回想法ライフレヴュー研究会の活動で培われた、実践にすぐに役立つノウハウは初めての方にもわかりやすく、ワークも取り入れた楽しい講座です。
傾聴ボランティアに行ってみたいが、どんな事を話したら良いか不安な方、傾聴のスキルアップにお勧めします。

『高齢者のエネルギーを引き出すかかわり方』は全３回シリーズで、この「傾聴スキル向上のための回想法」（H-011）」以外に
以下の講座を開催します。
○「認知症等の基礎知識をカウンセリングに活かす」（H-090） ・・・10月28日（土）　13：00～16：00　会場：代々木教室⇒⇒開催終了
○「介護の現場から学ぶ支援」（H-010）　　　　　　　　　　 ・・・11月18日（土）　13：30～16：30　会場：代々木教室⇒⇒開催終了