講座の内容・ねらい

カウンセラーとして仕事を始めたのは40年ぐらい前ですが、当時は開業社労士としての仕事先で相談にのったりしていました。カウンセリングの研修を受け講師になって、学びが楽しくて社労士業から落ちこぼれました。この職業選択の葛藤の時にHTPの絵を受講中に描き、先生の解説で「自分が悩んでいる」のが見えたのです。腑に落ちると「面白くて」、職業をCOに切り替えたのです。当時はロジﾔリアン全盛の時代から次々に心理療法が紹介される時代になり、学びに参加しました。仕事にするなら「教育分析」を受けると考えるムードがあり、ユング派で受けました。こんなわけで、国分先生が大会基調講演で、「自分が今行なっているカウンセリングは、[折衷派]なのかごちゃごちゃ派なのか意識すること」と言われた時はドキッとしました。以来、カウンセリングが役に立つ支援となるために「COの持ち味と、見立てと方針・目標設定について」考えていることをお話いたします。