【支部報】いまここTOKYO 2017.3 第51号

東京支部報 いまここTOKYO第51号が発行されました。

特別企画の
『東京支部 支部報50誌 特集記事・記念講演記事索引』は
かなりのボリュームです!
支部報創刊号(2006年5月発行)から第50号までの特集や記念講演がわかりやすく一覧となっています。

過去の支部報の記事は支部ホームページの電子版で読むことができます。読み直したい記事がありましたら、こちらもぜひご活用ください。
東京支部ホームページ
(会員ログインのユーザー名、パスワードは本誌11ページ下を
ご参照ください。)

次号は7月に発行予定です。お楽しみに!

【セミナーレポート】今どきの若手社員の心理と「人薬」の効能

2016年11月21日(月)、企業の実務担当者向けに広報部主催の無料セミナーが開催されました。今回はその内容をお届けします。

テーマは
『今どきの若手社員の心理と「人薬(ひとぐすり)」の効能』。

講師は、思春期・青年期の精神病理学に詳しい、
筑波大学 医学医療系 社会精神保健学 教授・精神科医の斎藤環先生にご登壇いただきました。
当日は、定員を超える97名の参加者が集まり、テーマに対する興味・関心の高さがうかがえました。

「人薬」

セミナーのキーワードである、「人薬」という言葉。
初めて目にする方もいらっしゃると思います。
斎藤先生によると、「人薬」は、こらーる岡山診療所(精神科診療所)の代表・山本昌知氏の言葉。
一般の民家を解放した診療所に集う人々が好きな場所で寝そべったり、おしゃべりしたりという独特の空間の中で自然なコミュニケーションが生まれ、緩やかな相互承認、対人刺激が治療的価値=人薬となるということです。

講演の中では、今どきの若者における、モラトリアム期間の長期化による未成熟化やコミュニケーション偏重主義(スクールカーストやいじめの変質)、職場における対人ストレス要因の増大など、その心理を生み出したと考えられる背景について、臨床経験やデータを用いながら具体的にお話しくださいました。

また、中高年世代から見た若者世代のイメージとして、「ストレスに打たれ弱い」「社会性に乏しい」「マニュアルがないと動けない」といった印象がよく聞かれますが、その傾向を理解するための視点についても示していただきました。

今どきの若者を理解する3つのキーワード

◯「承認欲求」
斎藤先生のお話では、「中年世代と若者世代には、就労動機の変化がある。」ということです。
中年世代は、「食べるため」というのが一般的であるのに対し、
若者は「承認されるため」という意識傾向が強いというのです。
希望の大学や会社に入ることができなかった挫折体験は、自身の存在価値の否定にもなりうるそうです。
就職活動を始めてから、本気で死にたい、消えたいと思ったことがあるという学生が21%に上るというデータもあります。
(NPO自殺対策支援センター ライフリンク代表 清水康之氏 視点・論点「“就活自殺”の背景に迫る」より)

◯「コミュニケーション偏重主義」
現代の企業では、採用時にコミュニケーション能力を重視する傾向にあったり、
コミュニケーションが不得意な人を「発達障害」「アスペ」などレッテル貼りをする世の中になっていること、
周囲からそのようなレッテル(ラべリング効果)を受けると、不思議なことに本人たちもそのレッテルに合わせた行動を取り始めると危うさがあることにも触れられました。

◯「変化の不信」
加えて斎藤先生は、幸福度は高いものの、
社会が今よりも良くなると思えないといった、未来に希望が持てない若者が増加しているということも挙げていました。
その見方は、自分の能力や性格に対してもあり、自分は今後も変わらないという、「変わらなさ」への確信を持っていることを臨床の現場で感じられているそうです。

以上のような、「承認依存」、「コミュニケーション偏重主義」、「変化の不信」が、今どきの若者を理解する3つのキーワードであると紹介してくださいました。

若者や部下への指導

そこで、若者への指導の場面では、
コミュニケーションスキルや承認に影響するような叱責・注意は、本人の自尊心を傷つけたり、落ち込みや陰性感情を増幅させることにもなりうるため、適切な声かけのポイントが必要であることを斎藤先生は示してくださいました。

さらに、部下指導において信頼関係の構築は、普段からの接し方が大切であり、「受容、傾聴、共感」というカウンセリングマインドの重要性を挙げられました。

セミナーの後半には、社会関係資本(ソーシャルキャピタル)の視点から、多様なコミュニティのあり方を挙げられ、人薬(社会関係資本)に注目した治療支援の有用性についてご紹介くださいました。
人間関係はストレスの原因にもなるが、治療薬にもなることや、
人薬は、承認を通じて自己愛を補強し、
それを通じてレジリアンス(脅威や悪条件を乗り越えていく力)を高める効果を持っていることなど、
人薬の効能について挙げられ、ご講話は締めくくられました。

参加者からは、 続きを読む 【セミナーレポート】今どきの若手社員の心理と「人薬」の効能

月例研究会「生きづらさを抱える若者たち」

2016年12月8日、会員部主催の月例研究会にて高塚雄介先生(明星大学名誉教授、公益財団法人日本精神衛生会理事)による「生きづらさを抱える若者たち―なぜ増える若者のひきこもりと自殺―」が開催されました。

高塚先生は、若者のひきこもりについて30年近く研究と臨床活動を続けてこられ、その経験から、ひきこもりの心理的要因、近年増加する若年層の自殺とひきこもりの関連等についてお話しいただきました。

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若者には、自分のことを分かって欲しい、自分の存在を認めてほしい、自分をありのまま受け止めて欲しい願望があります。そのような自己肯定感へのこだわりが強いけれども、それがなされないと、自分への自己否定感も強くあり、矛盾する心的世界を抱える若者もいます。また、自分にとって居心地の良い状態を模索し、生きていくためのエネルギー源となる攻撃性が歪んで出現すると、外に対してはいじめ、校内暴力、家庭内暴力等へ、内に対してはひきこもり、自傷行為、自殺等という形で置き換えられます。

ひきこもりをもたらす心理的要因として、1990年代前半までは社会的規範を重視すること、つまり競争原理やエリート志向のこだわりと挫折が要因に、1995年頃からは個人的規範を重視すること、つまり自分の存在感や自分の目標のこだわりと挫折が要因になると考えられます。

そして、一般の若者にも共通する部分があるのですが、他者からの指示・命令を嫌う自己へのこだわり、批判・評価を恐れこだわりを貫く自信がない、争い・対立を避ける人間関係に対する警戒心と不安感、自己決定・自己責任回避する自己完結への埋没が、ひきこもりの若者の心的世界と言えます。

実は、ひきこもりの若者は、コミュニケーション能力、対人関係を構築する能力、課題を遂行する能力等、現代社会が当然視する教育課題や就業課題について様々な理由から、ついていけないことが多いのです。キャリア教育でその改善を図ろうとしていますが、却ってそのことによって、ひきこもり化が進む面もあると考えられます。

なお、若者のひきこもりについては、『心の危機と向き合う』吉川武彦・高塚雄介編 (遠見書房:発行)に詳しく書かれていますので、参考にしてください。

(文・写真/広報部 北野真由美)

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【今後の予定】

☆月例研究会 19時スタート!仕事後に参加できます!

◯「初心者からでもわかる!フラワーアレンジメントの基本
~メンタルヘルスの現場で使える、フラワーアレンジメント技術の基本を学ぶ~」
2017年2月16日(木)19:00~21:00
松村 明彦先生
フラワー装飾技能士1級、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント
詳細はこちら

◯「声のワークショップ
~声のチカラで自信をつけて、更なる自分らしさへの一歩を踏み出そう!~」
2017年3月15日(水)19:00~21:00
山崎 美和先生
キャリアヴォイス代表、フリーアナウンサー、2級キャリアコンサルティング技能士、産業カウンセラー
詳細はこちら

【開催報告】斎藤環先生のセミナー 企業から97名参加

11/21(月)に広報部主催の無料セミナーを開催いたしました。
「現場で役立つ」をコンセプトに、5回目を迎えるセミナーです。

今回は「いまどきの若手社員の心理と人薬の効能」というテーマで、筑波大学教授・医学博士の斎藤環(さいとうたまき)先生に講演を頂きました。

産業現場の第一線で活躍する企業の方々を中心に、
定員を超える97名もの方が参加され、
斎藤先生のお話に熱心に耳を傾けられていました。

詳しい内容はまた改めてこちらのブログでご紹介いたしますのでお楽しみに!
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第18回代々木カフェ開店レポート

広報部の落合です。
3月1日(火)19時から開催された「代々木カフェ」に行ってきました。今回はその様子をご紹介します。
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「代々木カフェ」は、産業カウンセラーの情報交換の場です。テーマごとにブースが分かれていて、参加者同士で話すのはもちろん、各ブースの担当者に質問や相談をすることができます。
また「聞きたかったことが質問できなかった」ということがないよう、今回から「質問&相談カード」が用意されていました。
当日は、「人事・総務、HR、産業保健」、「傾聴ボランティアの活動」、「現行・新シニアの講座予定など」、「キャリア支援」、「今後のことなどについて先輩に相談」、「今後の自己研さんや勉強方法」、「フリートーク」の7つのブースがありました。これらのブースは自由に移動することができます。
心地よいジャズが流れる会場で、参加者が希望の席につくと、誰からともなく雑談や自己紹介が始まっていました。
おひとりでいらっしゃる参加者が多く、初対面の方ばかりのはずですが、和やかな雰囲気が自然とつくりだされるというのが代々木カフェの魅力の一つだと思いました。
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席の埋まり具合をみながら、どこのブースに行くか迷っている参加者も。これだけの種類のブースがあると、迷う気持ちもよくわかります。
この日はスタート時点で、「キャリア支援」のブースにテーブルを囲みきれないほどの人が集まっていました。キャリアコンサルタントの国家資格化などについて、関心が高かったのかもしれません。
途中1時間が過ぎたところで休憩のアナウンスがあったのですが、時間がもったいないという感じで休憩もとらず熱心に話をされている方が多かったのも驚きでした。
この日は52名が参加されたとのこと。あっという間の二時間でしたが、参加者のみなさんが満足そうな笑顔で帰られていくのが印象的でした。
参加されたみなさま、ありがとうございました。
(文・写真/広報部 落合綾香)
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2016年度 代々木カフェ スケジュール
4月20日(水)、7月15日(金)、10月14日(金)、2017年2月28日(火)
時間:19時~21時(受付は18時30分~)場所:代々木教室501
参加費:500円(お茶代)
※テーマは開催日ごとに変更になります。詳しくは東京支部ホームページ、またはFacebookでご確認ください。
東京支部ホームページ
東京支部Facebook

裏ここTOKYO  支部報『いまここ TOKYO』を支える校正職人

『いまここTOKYO』は東京支部の会員のための支部報誌として2006年5月よりスタートし、この1月の冬号で通算46号目を迎えます。支部報ではこれまで、情熱を持って活動を続ける会員の方々を沢山取材してまいりましたが『いまここ TOKYO』編集部隊である広報部にもまた、情熱と責任感を持った部員が多く在籍しています。
『いまここTOKYO』を新たな視点で読んでいただきたいという思いから生まれたこの企画。今回は広報部の熊野秀一さんにスポットをあて、これまでの人生、そして校正について語っていただきました。是非ご一読ください。

熊野さんの役割

『いまここTOKYO』は、産業カウンセラーであり東京支部の会員でもある広報部員が各記事を分担し、取材・編集にあたっています。その中で熊野さんは主に、校正の担当として活躍しています。
校正とは、出版物を世に送り出す前に、原稿に誤字脱字がないか、表記の統一がされているかなどを確認する仕事です。一見目立たない仕事ですが、文章の質を確保するため、そして読者に文章をストレスなく読んでいただくためには、欠かせない仕事です。
多くの支部報・編集者が、熊野さんに生原稿および初校の校正をお願いしています。昨年の秋号では、14の記事の校正を熊野さんが務めました。

国際協力に尽力した半生

熊野さんは大学卒業後、財団法人産業開発青年協会のインドネシア派遣に応募し、1年2カ月、養蚕の仕事に従事しました。その後、青年海外協力隊1966年度第3次隊、養蚕隊員として2年間フィリピンに滞在しました。

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青年海外協力隊としてフィリピンでの
桑畑造成に携わっていた頃の熊野さん。
この地では今でも養蚕業が続いています。

 

60年代当時は、海外で働くという選択肢が今よりもずっと珍しかった時代。ですが、「生まれ故郷の北海道だけでなく日本や世界をもっと広く見てみたい」という好奇心が、熊野さんを突き動かしました。高校時代に東京オリンピックの開催が決まったことも、世界がより近くに感じられた出来事でした。

帰国後、熊野さんは、海外技術協力事業団(現・国際協力機構)に入団し、主として青年海外協力隊事業に30数年従事。気が付けば、7カ国に9度の開発途上国で過ごした期間は、合計約20年になっていました。そして退職後、青年海外協力隊員の帰国後の進路についてカウンセリングを行うという、まさに国際協力に尽力をした半生を送りました。

青年海外協力隊員の進路相談カウンセラーになって1年が過ぎたころ、「自分のやり方が誤っていないという確信を得たい」という思いが芽生え、産業カウンセラーの勉強を始めました。
この「正しいかを確認したい」という発想、現在の校正にも至る、熊野さんならではの価値観です。

校正への道

一見共通項が見えない、国際協力の半生と校正の現在。しかし実は、「在外事務所への事務連絡」、そして退職後にボランティアとして「外国人へ日本語を教える」という経験が、現在にいたる、熊野さんの校正への興味へとつながっていました。熊野さんが海外技術協力事業団(現・国際協力機構)に入団した1969年当時、アジア・アフリカ・中南米にある在外事務所との連絡は、主に航空郵便のやりとりでした。現在のようにメールはもちろん、通信事情が発達していない当時、航空郵便のやりとりには一往復約1カ月以上かかりました。受信者とのやりとりを何往復もしないように、手紙を受け取った受信者が指示や連絡を納得するような文章を、発信者側として作成する必要がありました。当時、新人だった熊野さんが起案した文書は、毎回、上司によって真っ赤に直されたそうです。

そして、国際協力機構退職後在住の八王子市で、ボランティアとして外国人に日本語を教えていた時には、「間違ったことを教えては申し訳ない」という思いから、通信教育で日本語教授法を勉強しながら、教えていたそうです。

国際協力機構 青年海外協力隊事務局の進路相談カウンセラーの任期を終え、引き続き社会の役に立ちたいと考えていた矢先、熊野さんは、日本産業カウンセラー協会 東京支部で、広報部員募集の記事を見つけました。

かつて、真っ赤に直されながら伝わる文章を作り続けた経験、正しい日本語を意識し教えた経験が、頭をよぎりました。「校正という立場で役に立てるかもしれない」。熊野さんは、家族の後押しもあって、広報部員への応募を決めました。

熊野さん流校正の楽しみ

熊野さんの職務は、単に誤字脱字のチェックだけではありません。広報部では、基本的に共同通信社『記者ハンドブック 新聞用字用語集』(以下、「用字用語集」とします)の表記を基準として文章を作成しています(ただし、文脈によっては用字用語集とは別の表記を採用することもあります)。そのため、記事の表記が用字用語集から外れていないか、そして内容を分かっている人だけが分かるというような記事になっていないか、という視点での確認も併せて行っています。

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自宅にて校正作業中の熊野さん。
2014年に胆石と胆のうの手術で入院したときも、
病室のベッドにパソコンを持ち込んで校正をしてくれました。

 

校正作業時間は2ページの記事の場合、1件につき約30分。時間に余裕のあるときは翌日にもまた確認するそうで、熊野さんのきちょうめんな仕事ぶりがうかがえます。

時に、「用字用語集」の具体例を読んでも、どの用法が正しいか判断に苦しむときがあり、そこに校正の難しさを感じるといいます。しかし一方、明らかな変換ミスや脱字に気が付いたとき、特にそれが2度目3度目の読み返しで気が付いたときには、「念のために読み返してよかった」と心から満足するという、マニアック(?)な楽しみもあるようです。

校正への意識が高まるにつれて、さまざまな出版物の文章や、テレビやラジオのアナウンサーが話す日本語についても、その使用の正誤を意識するようになったといいます。

育児サポートなどとの両立

熊野さんは現在、3人のお孫さんのおじいちゃんとして、働く3人の娘さん達の育児もサポートしています。お孫さんが体調を崩して保育園や学校を休むとき、仕事を休めない娘さんに代わって面倒を見ています。多いときは週3回、応援要請が入ることもあるそうです。

東京支部 広報部の活動とプライベートを両立するためのコツは、隙間時間を活用すること。
育児サポートに加え、地域の介護施設でのお話し相手ボランティアに携わるなど、多忙な日々を送る熊野さんですが、校正作業の締め切りが迫った場合はPCを持参し、お孫さんが昼寝をしたときに作業を行うなどをして、両立の課題を乗り切っています。新たな挑戦 校正のプロになるために産業カウンセラー養成講座受講の動機同様、「自分のやっていることが間違っていないかを確認したい」という理由から、昨年は、校正の通信講座に自ら申し込み、校正に関する実務知識を6カ月間、体系的に学びました。自分では「完璧にできた」と思って提出したレポートも、大体が7割程度の評価だったため、気持ちを引き締める良いきっかけにもなったそうです。

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校正の通信講座を修了し、証書を手にする熊野さん。「校正のプロ」として、さらなる高みを目指します。

次の目標は、「校正士認定試験」に合格し、名実ともに「校正のプロ」になること。昨年夏に手術をした脊柱管狭窄症の後遺症である下半身のしびれ、しびれ止めの薬による睡魔から、勉強に集中することができない日もあります。しかし、「勉強した結果を得たい」という気持ちが、熊野さんを奮い立たせます。熊野さんのチャレンジスピリットは、かつて、活躍を海外に広げたときと同様、さらに新しい刺激にあふれた世界に熊野さんを導いています。

 

終わりに:  締め切り間際には、複数の編集者から「超特急で見てください」とか「明日までにお願いします」、など乱暴な(?)要望が熊野さんに寄せられることもしばしばです。  しかし、どんなときも快く引き受け、冷静に原稿をチェックしてくれる熊野さん。この懐の深さは一体どこからくるのだろう?と、今回、熊野さんを取材しつつ気になっていたのですが、先日熊野さんからのメールにあった「(長い開発途上国生活の経験上)この世の中が自分の思い通りにならないことだらけというのは身に染みついています」という言葉が、その答えなのかな、と思いました。  本記事を担当した私も支部報の編集者でありますが、我々編集者にとって、熊野さんは頼れる抑え投手のような存在です。しかしながら、今回の取材を通じて、熊野さんは校正以外にも、育児サポート、お話し相手ボランティアと、あらゆる方面における「協力隊」として大忙しなことが改めて判明しました。甘え過ぎてはいけないな、と反省しております。  次回、『いまここTOKYO 46号』は1月中旬発行予定です。記事をご覧いただく会員の皆さまには、陰で大活躍をしている熊野さんを思い浮かべていただけると嬉しいです。

(東京支部 広報部 編集担当/産業カウンセラー 関口)

 

 

 

 

 

 

ニューヨークのカウンセラーに聞く、慣れない環境での適応とは?

新年度が始まり、この時期は毎年、新しい環境に適応できないという相談も多く寄せられるのではないでしょうか。

また、海外赴任の増加に伴い、赴任社員のメンタルケアにも近年注目が集まっています。今回は、ニューヨークにて日本人向けメンタルカウンセリングを行っている日米カウンセリングセンターの桐畑美香さんに、海外での適応についてお話を伺いました。

海外赴任先では、それまで慣れ親しんだ日本語、および文化から離れて、新しい世界に入っていく必要があります。そのため、中にはメンタル不調に陥ってしまう場合もあると考えられます。慣れない環境で健康に働き続けるには、どのように考え、行動することが大切なのか。海外在住日本人のメンタルケア事情も織り交ぜつつ、その実情を探りました。

 

【プロフィール】

桐畑 美香(きりはた みか)さん:

ニューヨーク州認定クリニカルソーシャルワーカー(LCSW)/サイコセラピスト。青山学院大学、フォーダム大学大学院School of Social Service卒業、Alpha Sigma Nu (National Honor Society)受賞。ヘッドスタートプログラム、フォスターケアプログラムを経て、2005年より日米カウンセリングセンターにてカウンセラーとして勤務。東日本大震災後、2011年6月には、国境なき医師団心理ケアチームに所属し宮城県南三陸町で支援活動に従事、また、特定非営利活動法人「心の架け橋いわて」(岩手県大槌町のメンタルクリニック)において、活動内容の監査・相談役として携わる。個人の活動としては、ニューヨークの仲間たちと、小規模ながら東北に関する映画上映会や大槌町─ニューヨークのスカイプによる交流会、写真展などの活動を続けている。【ブログ1】桐畑さん (1).jpg

聞き手)日本産業カウンセラー協会東京支部 広報部員 関口(以下、「編集部」):家庭の都合により、2014年7月からニューヨークに在住。アメリカのカウンセリング事情を調べていたところ、縁あって桐畑さんへのインタビューが実現。

ビジネスパーソンの相談は全体の1〜2割 

編集部:日米カウンセリングセンター(※1)には、年間でどのくらいの方が相談にいらしているのでしょうか。

桐畑:相談者数という割り出しの方法は難しいのですが、常に約90人の方が日本部門に相談に来ています。年間のカウンセリングは、コマ数でいうと、約1200回(相談)×2人で2400回(相談)、だからすごく多いですね。(※2)

編集部:そのうち適応障害の割合はどのくらいでしょうか。

桐畑:半分くらいです。

編集部:なるほど。具体的にはどのような方が相談にいらっしゃるのでしょうか。

桐畑:ニューヨークの特徴として、ビジネスパーソン(※3)は銀行員と商社の方が人口的に一番多いので、必然的にその業種の方が相談者として多いですね。ただ当センターには学生の方や、永住している方など、あらゆる方がいらしているので、ビジネスパーソンとそのご家族が占める割合は、来談者全体の1〜2割でしょうか。

編集部:1〜2割ですか。

桐畑:これでも増えてきたほうです。前は駐在員の方がメンタルヘルスで不調になった場合、日本に帰国させられる傾向がありました。でも、道半ばにしての帰国は、ご本人にとってすごくダメージというか、複雑なんですよね。キャリア上もいろいろあると思いますし。それに会社としても損失ですよね。新しい社員を赴任させなければいけないので。

編集部:なるほど。そのような背景があったのですね。

桐畑:今の傾向としては、なるべく症状が軽いうちに不調を見つけて、手当をして、早く回復させるというやり方になってきているんです。後々、その人がまた活躍してくれる方が、ご本人のためにも、会社のためにもいいですよね。大事なのは、早期発見、早期治療です。でもまずは予防。

【ブログ2】外の風景.JPG

カウンセリングルームの目の前に広がるブルックリン・ブリッジとイースト・リバー。アメリカらしいダイナミックな風景が一望できる。

相談者の男女比は2対8

編集部:では、実際に駐在員の方が体調を崩した場合、ご本人が自発的に訪れるのでしょうか。それとも、周囲の方が異変に気付いて、カウンセリングを勧めて訪れることが多いのでしょうか。

桐畑:周りが勧めてくるケースが多いでしょう。ご本人はバリバリ働いていた方がほとんどなので。そういう方の特徴として、自分が具合悪くなったと認めたがらない方が多いんですよ。

編集部:それは、男女問わずでしょうか。

桐畑:男性に多く見られる傾向ですね。女性の方が「話してみよう」「相談してみよう」という意識があるんですよ。ですので、当センターでは女性のクライエントが8割です。日本の男性の多くは、メンタル不調になっても相談に来ない人が多いんですよね。偏見をもたれることなどを心配して、なかなか来づらいみたいです。倒れてしまったら自分の出世に影響すると思っている人も多いので。

だから、症状が進んでしまって悪くなるまで来ない人もめずらしくありません。ですから私たちは、アメリカには「HIPAA」(※4)という、医療従事者は相談者の個人情報を厳密に守らなくてはならないという法律があり、「ここで話したことは外に出ません、だから安心して治療を受けられる環境なのですよ」ということを説明します。すると、安心されるようです。

【ブログ3】相談室ドア.JPG

相談室の入り口。写真の雪だるまは、同じ建物内にある福祉施設の子どもからのプレゼントとのこと。和やかな雰囲気の相談室を予感させる。

睡眠の重要性を分かっていない人が多い

桐畑:また、これはビジネスパーソンに限りませんが、パニック障害が最近増えています。もともと体調がおかしいという意識はあったものの、ある日ご家族と買い物をしているときに、突然震えが止まらなくなり、救急救命室に運ばれた、という方もいらっしゃいました。

編集部:仕事と関係ないことをしているときでも、突然発作が起こるものなのですね。パニック障害はストレスの蓄積が原因の一つと言われていますが、なぜ最近増えているのでしょうか。

桐畑:ビジネスパーソンの方だと、ニューヨークからヨーロッパに行ったり南米に行ったりという出張が多いようです。そうすると時差があるでしょう。それで、ずっと仕事しているような人がいるんですよね。電話連絡も日本としなくてはいけないので、睡眠時間を削って。出張が多いと、時差で具合が悪くなったりもします。それで、疲れているのに眠れないという不眠の問題が出てきます。睡眠がおかしくなるところから始まって、段々体調がひどくなるという人が割と多いんです。多くの場合、パニック障害には同時にうつ的な症状もみられます。

傾向としては、今までずーっと突っ走ってきたというような方が多いです。ニューヨークの赴任社員は、本当に会社の代表選手みたいな人が多いと感じます。真面目で完璧主義な頑張り屋の方も多いです。ずっと休まないで、睡眠も削って…「自分は強い!」と思っているというか…。実際、それまでは強かったのだろうとは思いますが。

編集部:過去の成功体験から来る自信なのでしょうか。

桐畑:そうでしょうね。「自分はメンタルがおかしくなるはずがない」と思い込んでいる人が本当に多いです。それから、睡眠の不調がメンタルに響くということを理解していない人がほとんどなんですよね。睡眠障害からうつになりやすい、メンタルヘルスに影響するという、このつながりを知らない人が多いですね。

編集部:なぜ自分が体調を崩しているのか、分からず相談に来る人が多いということですか?

桐畑:そうですね、多いですね。

編集部:それで、カウンセリングしていくうちに…。

桐畑:自分のライフスタイルが、いかに無理をしていたか、生命体として無理をしていたかということに気が付きます。家族との時間もなく、リラックスする時間もなくきてしまって、倒れてから気づくという人も割と多いのですよ。

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相談室の中。桐畑さんの執務室も兼ねている。日本ではテーブルと椅子のみというシンプルな相談室が一般的だが、ここではデスクトップパソコンの他、桐畑さんの書類や壁の張り紙なども目に入る。視線の逃げ場があるおかげか、構えずにリラックスして話すことができる。

価値観は、どこまで変えるべき?

編集部:これは実は今、私自身悩んでいることでもあるのですが、自分がこれまでよしとしていた価値観を、どこまで「現地式」に合わせて変えていく必要があるのでしょうか。例えば、私は人に何かをしてもらったときに、笑顔を返すとか一言お礼を言うということは、ごく普通のマナーだと思っていたのですが、海外にいると時々、必ずしもマナーとして認識されている訳ではないんだな、ということを実感することがあります。

桐畑:分かります。キャッシャーでお金投げつける人の話とか、たまに聞きますよね。

編集部:そういう場面に遭遇すると、自分の価値観や、よかれと思っていることに自信がなくなります。ですので、その土地に適応していくためには、価値観を変えなければやっていけないのではないか、と思ってしまいます。

桐畑:なるほど。価値観を変えるって難しいですよね。

編集部:本当にそう思います。

桐畑:私は、変える必要があるのだろうかと思います。逆に見ると、彼らはそれが普通で、彼らから見ると私たちが変なのかもしれない。そういう観点で考えると、何か問題が起こったときにいつでも自分が中心、標準で物事を考えるのではなくて、「相手の考え方はどうなんだろう、向こうの立場からするとどうなんだろう」という、違う視点を持つようにすれば、それがきっかけとなって視野も広がるし物の見方も変わりますよね。より豊かな見方ができるようになるかもしれない。

比較的、日本の方は真面目で、何事も「こうしなくては」と考えがちな方も多いと思うのですが、問題が起こったときというのは、自分の思い込みをちょっとゆるめるチャンスでもありますよね。「もしかしたら違う視点から考えられるのではないか」と。

編集部:なるほど。価値観を変えることよりも、視点を変えることが大切、ということですね。

 

できそうなことから挑戦してみる

桐畑:あとは…そうですね、例えば向こうがむっとしてあいさつしてくれなかったから、「自分が無視されているのではないか」と思うこともあると思うのですけど、実際は無視しようなんて思っていないことが多くて、それもこちらの一方的な思い込みであることが結構あるんですよね。だから自分から例えば「ハロー」と声をかけてみるとか。自分から壁を破る、ですね。自分から話しかけるようにすると、向こうも話しかけてくれたり、レスポンスがあったり、そういうことは多いから。それでも無視されたら、仕方ないですよね(笑)「そういう人なんでしょう」と思うしかないですよね。

編集部:「無視された」というショックを引きずってコミュニケーションをあきらめるのではなく、自分から「ハロー」と言ってみて、それで上手くいけば…。

桐畑:ええ、小さな成功体験ですよね。

編集部:それをちょっとずつ積み重ねていけば、たまに無視されたりしても、レスポンスのバリエーションが増えている分、ダメージは少ないですよね。

桐畑:そうですね、そのうちにそういうことにも慣れてきますよね。ですので、やはりちょっとオープンな態度を心がけるといいかもしれないですね。

編集部:自分ができそうなことを、少しだけ挑戦することでしょうか。

桐畑:そうですね、一歩一歩、できるところから。

編集部:私のように英語に不安のある人間からすれば、私が「ハロー」って言った途端、突然早口かつ大量の英語が返ってきたらどうしようっていう心配があって、なかなか話しかけにくいです(笑)

桐畑:分かりますよ。私も最初の頃、アパートの管理人に会ったら大変って思って逃げ回っていましたもん(笑)

編集部:桐畑さんはどのように克服していったのですか?

桐畑:そうですね、自分で出て行かなくてはいけない場所を作る、ということも大切だと思います。学校に通う、何か習う、一日一回買い物に行く、新聞は必ず買いに行く、など。そうすると慣れてきました。

編集部:会う人を固定する、ということも大事ですか?

桐畑:会う人を固定すれば、その人と深い話ができるかもしれないから、それも一つの手ですよね。英語もうまくなるだろうし、話がどんどん広がっていくだろうし。話に付き合ってくれそうな人をつかまえて、その人に毎日話しかけるとかでもいいですね。

編集部:なるほど。慣れない土地であっても、少しずつ知り合いを増やすなり、深い話ができる人を作るなりして、その場所を自分が落ち着ける居場所に変えていくことが大切、ということですね。

【ブログ5】表彰状.JPG

ニューヨーク・メッツからの表彰状。メッツでは、ニューヨークでのボランティア団体や社会福祉団体に対して「スピリッド・アワード」という賞を贈っている。日米カウンセリングセンターも長年の功績が認められ、2013年に授与された。

インタビューを終えて:

今回は、新しい環境に入った方が適応できずに体調不良になる大きな原因と傾向、慣れるための方法についてお伺いしました。

睡眠を削ってまで仕事をしている方が多い、そして倒れるまで体調不良に気が付かない方が多い、という事実は驚きでした。赴任者がセルフケアを通じて身体の限界を認識しておくことの大切さを感じました。

また、慣れるための方法として、すぐに実践できるアイデアをいくつか教えていただきました。「新しい環境を自分の居場所(ホーム)にしていく」という発想を持つことで、文化や習慣を少しずつ前向きに取り入れることができるのではないでしょうか。

 

  • ※ 1)日米カウンセリングセンター…1983年の開設。ニューヨーク州公認の唯一の日本人向けメンタルクリニック。母体は約120年の間移民をサポートしているハミルトン・マディソン・ハウスという非営利社会福祉団体で、その中に日本語カウンセリング部門がある。日本語部門カウンセラーは桐畑さんを含め2名。精神科医と連携した治療体制で、必要に応じて薬の処方も可能。2012年に、センターはこれまでの日本のコミュニティへの貢献を評価され、在外公館長賞を受賞している。
  • ※ 2)1回(相談)の時間は45分。
  • ※ 3)ここで言う「ビジネスパーソン」は、主に日系企業の海外駐在員の方を指しています。
  • ※ 4)HIPAA・・The Health Insurance Portability and Accountability Actの略。

 

(取材・撮影・原稿/ 広報部 関口)

 

 

 

 

「なぜ、がん就労支援を研究するのか?」

明るく爽やかな「プロジェクトチーム」

5月14日、研究開発専門委員会の定例会におじゃましました。 

今年度の研究班は、2014年3月に発足しました。研究テーマは「がん就労支援における個別相談及びグループカウンセリングへの取り組み」です。

研究メンバーは9名。「研究員」という響きから、学会のような重厚な雰囲気を勝手に想像していた私ですが、実際の定例会は、女性比率の多さなのか、明るく爽やかな「プロジェクトチーム」という印象でした。

 

がん就労支援のサムネイル画像

研究の「土台」はできています!

この委員会は1年ごとにメンバーが変わるため、限られた時間の中で、初対面の方と信頼関係を作り、議論を交わし、結論を出さなければならないという難しさがあります。しかし、自分の知識や経験を惜しみなく出し合い、最良の結論を目指して議論を尽くす皆さんを目の当たりにして、研究のための「土台」はしっかりとできているように感じました。

 

がんは、長く付き合う慢性病

さて、「がん就労支援」という言葉を、この研究テーマで初めて知った方も多いのではないでしょうか。

 がんは、日本において1981年から死因の第一位となり、年間30万人以上の国民ががんで亡くなっています。しかし、近年の医療の進歩、検査による早期発見などにより、生存率は上がってきています。

がんは、一旦手術をすれば終わりではなく、その後も治療や経過観察を数カ月、または数年かけて続けていくのが一般的です。従って、生存率が上がっている現在、がんは長く付き合う慢性病に変わりつつあり、充実した社会生活を送ることの重要性が一層高まってきています。

 

働き盛りの世代ががんにかかったとき、スムーズな職場復帰は非常に重要な課題であり、社会的にも注目が集まっています。

実際に、平成24年度から5年間展開される国の「がん対策推進基本計画」にも、就労支援の必要性が明記され、がんにかかりながらも働く人とその家族を、社会全体で支えるための取り組みが求められているのです。

 

がんにかかった後に、相談できる専門家の存在

取材を通して私が知ったのは、職場での行動一つとって考えてみても、「誰にどこまで伝えるべきか」「退院後、どの程度であれば働けるのか」など、数多くの判断に迫られ、選択を重ねなければならないということでした。治療と仕事の両立は、身体的にも精神的にも長期戦なのだということを改めて強く感じました。

 

そんなとき、専門家にアドバイスを受けたり、既に復職を果たしている方から経験談を聞いたりすることは、どんなに心強いことかと思います。そのようなニーズに着目した一部の病院では、現在「がん相談センター」「がんサロン」などという名称で、がんにかかった人向けの集団カウンセリングやワークショップ、個別相談などを実施しています(聖路加病院での「就労Ring」もその一つです)。その中で、社会保険労務士やソーシャルワーカー、臨床心理士などは、各々の専門知識でがんにかかった人のサポートを既に行っています。

 

産業カウンセラーの可能性を探る

 産業カウンセラーは、クライエントの気持ちに寄り添いながら積極的に話を聴くという傾聴の訓練に、多くの時間を費やしています。(2014年度養成講座の場合、通学コース、通信コースともに実技は104時間です)。

 がんにかかった人の中には、再発・転移の不安だけでなく、職場での理解を得るのに苦労したり、長期間の治療による経済的な問題に直面したりと、さまざまな思いや悩みにぶつかるのではないかと思います。そんなとき、しっかりと気持ちを受け止め、話をお聴きして、心の整理をサポートしてくれる産業カウンセラーの存在というのは、必要とされる可能性が大いにありそうです。

 

研究専門開発委員会では、産業カウンセラーがどのような場面において活躍できるのだろうか、ということについて調査・研究し、産業カウンセラーの可能性を探っているところです。研究の成果が、今から待ち遠しい限りです。

(取材・撮影・原稿/広報部 関口)

 

 参考:

・厚生労働省HP「平成25年度 がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン」
・国立がん研究センターがん対策情報センターHP
ttp://www.cancer-work.jp/aim/index.html

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5月22日(木)代々木カフェ開催です♪

毎回大好評の代々木カフェのご案内です。

気軽に情報交換してみませんか。

http://www.counselor-tokyo.jp/kaiin/yoyogicafe.html
明るく広いお部屋で気軽に語り合いましょう。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
日時:5/22(木)18:30~20:30
場所:代々木教室5階 501教室
参加費:協会会員・賛助会員・一般の方 500円(お茶代)
   *おつりのないよう御協力ください。
お申込: 当日直接会場にお越しください。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
産業カウンセラーの資格を取った後、資格を活かした活動の場を探している方、
参加できる勉強会を探している方、勉強会の仲間を探している方、
先輩方の話を聞きたい方、同じ地域の仲間を見つけたい方、
ご自身の体験を披露して頂ける方等々、

代々木カフェで情報交換をしてみませんか。
日頃 協会には足が遠くて…という方や、ちょっと覗いてみようかな…
という方などこの機会に是非ご参加ください!
皆様のお越しをお待ち申し上げております。

詳しくは→http://www.counselor-tokyo.jp/uploads/files/member/cafe/nextcafe.pdf

【2014年6月特別講演会のご案内】

【特別講演会のご案内】 
リズムで繋がる~5万年、古代からの伝承~
打楽器を使った非言語コミュニケーション体験
開催日:2014年06月28日(土) 13:30~16:30(13:00受付開始)
場所:代々木教室 5階 501教室 
音楽家の橋田 ペッカー 正人氏を講師に招き、音楽・リズムを
参加者全員で共有することで、非言語によるコミュニケーション体験をします。

橋田ペッカー正人先生

当日は、様々な種類の打楽器を使用します。
一人一人が世界中の多種多様な打楽器を自由に演奏して
頂きます。いく重かの輪になって中心に向かって座ります。
音楽的な経験は全く不要です。
打楽器の経験も全然必要ありません。
全員の和を楽しもう!と言う気持ちだけが必要です。
ファシリテーターが楽しくガイドさせて頂きますので、
皆さんはその場で出てくる即興的なアンサンブルを楽しみます。
打楽器の講習会とは違いますので、叩き方など全く自由です。
参加者全員が自分に生まれつき持っている自然なリズムでお互い共鳴、
そして共振する事で共感体験を共有します。
エンパワーメントを体感しましょう。
講師
橋田”ペッカー”正人氏
トレーニングビート®ヘッドトレーナー、音楽家
REMO社公認ドラムサークルファシリテーター
<講師略歴他>
1970年プロ生活をスタートする。
1977年に渡米し、ブラック&ラテン系ミュージシャンとのセッションを重ね、
帰国後に日本で初めてのサルサ・バンド、オルケスタデルソルを結成し
現在35年間活動継続し、数多くの作品を発表している。
レコーディングミュージシャンとしてこれまでにレコーディング楽曲は、
25,000曲を越えている。
TVCMのナレーターとしてサントリー、ハウス、イオン、ダイワハウス、日立、など幅広い。
近年は『ドラムサークル』のファシリテーター育成にも力を注ぎ、
2004年『ドラムサークルファシリテーター協会』を設立し初代理事長。
アメリカREMO社公認ファシリテーター。
2011年の東北大震災以降、NPO法人楽器で笑顔基金設立、理事長。
定期的に東北の支援を継続している。音楽・リズムを使った人材育成プログラム、
「トレーニングビート®」を考案、普及する活動を進めている。
日立金属、大丸松坂屋百貨店、ぐるなび、大成建設、ヤマサ醤油など多業種に及び好評を得ている。
定員:80名
費用:協会員:4,000円 賛助会員:4,000円 一般:6,000円 (消費税込)
事前のお振込み制です。詳細は、支部HPをご覧ください。
~お問合せ~
東京支部 会員部 TEL:03-6434-9130(代) FAX:03-5772-3053
お申込み:2014年03月17日(月) ~ 2014年06月12日(木)
WEBまたはFAXでお申し込みください。

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